[AWS re:Invent 2016 参加レポート]: Amazon echo dotとGoogle Homeでかけ合いさせてみた #reinvent
こんにちは、せーのです。ようやく出張から帰ってきました。
このブログでも何回か触れておりますがラスベガスにてre:Invent 2016に参加した人は全員「Amazon echo dot」を頂きました。そしてその勢いでなぜだかGoogle Homeも買ってしまいました。 最終日はセッションが午前中だけ、ということもあり現地でecho dotとGoogle Homeをひたすらいじり倒しておりました。 今回はその中からecho dotとGoogle homeのかけ合いをご紹介します。
2人の似ている点、違う点
やはり同じ音声認識デバイス、バックには巨大クラウドがついている、ということでエンドユーザに向けての基本コンセプトは両者とも非常に似ております。
- Wake word [Alexa / Hey Google]で立ち上がる
- 質問に答える
- ニュースを読む
- 天気を知らせる
- スケジュールを知らせる
- 簡単な要求に答えて他デバイスを操作する
- 自サービスに関連した要求に答える入力装置となる
特にWake Wordを付けて「Alexa, XXX」と会話を始めるあたりはとても良く似ています。
歌も非常にお上手です。
違う点と言えばecho dotにはAlexa Custom Skillという機能で自分で自由にコミュニケーションをプログラムすることができますが、Google Homeにはできない、というところです。ですので2人をかけ合いさせようとした場合、基本として「Google Homeの出来ることをAlexa側でカスタムに拾っていく」ということが大事になります。
スケジュールを使用して自由に話させる
Google Home側にはプログラムはデプロイできないので自由度としては低いです。しかしそんなGoogle Homeを自由に喋らせる方法があります。それは「スケジュールの中に入れておく」ということです。両者ともGoogle Calendarと連携してスケジュールを読み聞かせることができます。そのスケジュールの中に言わせたい言葉を入れておけば話してくれるのです。
このように日本語だって、、、一応しゃべってくれます。
ということで、Alexaに紐付けているカレンダーのタイトルにGoogle HomeのWake Wordを、Google Homeに紐付けているカレンダーのタイトルにecho dotのWake Wordを入れておけばお互いに反応してくれるのではないでしょうか。
やってみた
ということでやってみました。
かけ合ってくれましたー!! 両者とも同じように「今夜カレンダーに何か入ってる?」と聞いていて、お互いのカレンダーの情報を教えあっています。なんだかかわいい。。。
まとめ
このように基本的な機能でも両者とも充分高性能だという事がわかりました。今度はCustom Skill KitをGoogle Homeから呼び出す例をご紹介します。